hinognu’s diary

バックギャモンとコントラクトブリッジに関して書いています。

バックギャモンフェスティバル2018

今年もバックギャモンフェスティバルが終わってしまいました。

まずは公式結果から。メイン優勝は横田、準優勝は下平さんでした。最後の数ゲームは壮絶でしたね。コンソレは杉本さんが優勝、Jorgenが準優勝でした。皆さんおめでとうございます。

 

僕はというと、今年はSJPを回避してメイン一本に絞りました。数年前までは$1500のWSOPとか、$1000のSJPとかバンバン出てたんですが、働くようになってから、10万円の大きさを実感しましたね。1ハンドとか、1ロールに掛けていい金額じゃないですねぇ…

結果としてメインはいいところなく終わりました。ただ、今年はJorgenチャレンジというイベントがあり、僕は運よく若手代表に選ばれていたので、5/5にエキシビションマッチを行いました。内容は良かったし、企画としてうまくいったかなと思います。毎年、実績のある人VS若手みたいな企画があれば面白いかもしれないですね。中村さんと横田の試合も(途中までしか観てないですが)すごく楽しいものでした。

 

ここからは個人的な感想をいくつか。

・会場は非常に快適だったのですが、近くの飲食店の店じまいが早かったのが残念だった。GW中ということで閉店時間が早まっていたらしく、お店を探すのに手間取りました。

・僕はここ数年はオセロクイズを大会期間中には解かないことにしていて、3日目あたりに覗きにいくのですが、今年はとんでもなく良問ぞろいだったと思います。市川さんはやはり偉大です。

・大会に向けて調子を上げていくのは、すごく大変なことなんだと改めて実感しました。今月末のシカゴは9Pの4敗失格方式、僕は集中力が持たないのでこの形式のほうが得意です。しっかり練習して臨みたいです。

・毎年フェスティバルの後はバックギャモン熱が高まりますが、今年は特にやる気に満ちています。何故だろう。

 

バックギャモンの戦術書を常々書きたいと思っていて、もしかしたら来年あたりから構想を練って書き始めるかもしれないです。何か取り上げてほしい題材とかあったら教えてください。

 

 

 

コントラクトブリッジ④

チーム戦でのハンド。

 

QJx

T8

QJ9

KQTxx

 

AKTxx

AKJ9

Ax

xx

 

コントラクトは6S、リードはC2。

これは実戦では対戦相手がプレイしたのだが、僕はCKをCAで勝ち、D6リターン。

 

どうプレイするのがいいでしょう。一応ビットはフリーラン。

 

 

社会人2年目

 ブリッジプロになって1年が経ちました。去年始めたばかりの頃からは少し成長している気がしますが、真偽のほどはわかりません。ただ、僕の生徒さんは皆それぞれのペースで上手くなってます。ブリッジの実力はおそらく日本のプロの中では下位10%くらいだと思いますが、教える能力は上位10%だと思います。最初の2,3年に自分自身が苦労した経験が、教えるときに役立ちます。特にビットは言語化して説明できる部分が多いので、教え甲斐があります。

 

 これからの目標は、レッスンプロとしてなんとかやっていけるようにすることです。ブリッジそのものは、たまにユースチームで楽しめたらいいと思います。去年の神奈川県知事杯はすごく楽しかったし、ユースチームでリジョナルのフライトAで上位入賞できたのは嬉しかったです。もちろんリヨンでメダルを獲得できたのが一番の思い出ですが、あれはラッキーな部分もあったので、いつか実力で勝ちたいですね。今年はアジアカップが中止になってしまったので、ユース最後の年となる来年はぜひとも出たいです。今はオンラインユース世界選手権に参加しています。開成の中学生と組んで出てますが、中々面白い。賢い若い人がどれくらい強くなるのか気になります。

 

 よく聞かれるのですが、僕はバックギャモンのプロではありません。学生の頃はなりたいと漠然と思っていましたが、今は完全に趣味と割り切ってやっています。たまに初心者向けの教室をやることもありますが、それはバックギャモン自体の実力ではなく、自分の教える能力に自信があるからです。初中級者にバックギャモンを教える力は、おそらく世界でベスト3くらいに入るでしょう。ただ僕自身はトーナメントでプレイするほうが好きです。PRはここ数年は変動はなく、3.6くらいです。いつかは3点を切りたいですね。切ることは可能だと思っています。あとはタイトル獲得と、海外のメジャートーナメントでの優勝。

 

 これもまたよく聞かれるのですが、僕はポーカーのプロではありません。去年までポーカープロを目指してラスベガス修行に行ったりしましたが、これも完全に諦めました。理由はブリッジ・ギャモンと並行して強くなるのは無理だと判断したことと、精神的にきついと実感したことです。考えてもみてください、1日10時間働いたはずなのに、気づいたら10万とか負けてたらしょんぼりしちゃうじゃないですか。でもトーナメントに参加するのは楽しいので、趣味として続けます。実力的には、1/3とか2/5で勝ち越せるくらいのレベルです。

 

 これから社会人1年目を迎える後輩にアドバイスを送るとしたら、体調に気を付けて、これに尽きます。体調が良ければだいたいハッピーです。体調は必ずしも肉体的なものではなく、精神的なものもあるはず。あとお腹が出るのはしょうがないので、あきらめましょう。

 

 

バックギャモン②

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2/4に赤坂例会で片上さんと対戦した。名人リーグである。

僕は現在1勝2敗で、あと4連勝すれば枠は確定、3勝1敗でもプレーオフの可能性がある。

片上さんは僕より格上の相手であり、対戦を楽しみにしていた。

 

5時間を超える熱戦の後、僕が勝利した。途中から僕の残り時間が1分を切り、苦しい展開になってしまった。25Pは時間調整がうまくいくかいかないかがとても大事になる。

 

上記のポジションは、実戦で出てきたキューブアクション。

僕はダブルせずロールして、6ゾロを振りバックマンがそのままベアオフ。

相手はダンスして、ここでまたキューブアクション。

個人的にはこれが一番印象的だった。

 

コントラクトブリッジ①

初日なので張り切っているわけではなく、忘れないうちにと思って書きます。

 

4S byE


      Q654  AKJ10
      Q742  9
      K9    A107643
      KQ6   98
           

CAリードから、Hシフト。

Aが勝って、Hバック。

チーム戦ならダイヤを捨てて、♠4-1に備えればいいんだけど、これはMP。

ラフしてダイヤの3巡目をSQでラフすれば、♠3-2の時に5メイク。

さあどうしましょうねぇ。